衝動的な行動
境界性人格障害(または境界性人格障害傾向)では、衝動的な行動がたびたび見られます。ギャンブルや買物による多額の浪費、奔放な恋愛(複数の異性と同時に、もしくは短期間で恋愛を繰り返す)、性的放縦、摂食障害(過食や嘔吐)、アルコールや薬物の乱用・依存、リストカットなどの自傷行為、などがあります。
これらの行動の裏側には、大きな不安が隠れています。境界性人格障害(または境界性人格障害傾向)の人は感情がめまぐるしく変化するため、自分の中で不安や葛藤を処理しきれなくなります。不安や葛藤を抱えたままパニックとなり、衝動的に行動を起こしてしまうのです。行動を起こすことで感情は一時的に安定しますが、もちろん根本的な解決にはなっておらず、状況は悪化していきます。場合によっては命を落としてしまうこともあります。しかし、本人が深刻さに気づいていることは少なく、適切に治療していることもあまりありません。周囲の人たちも次第に慣れていき、危機感が麻痺してしまいます。
トゥルーリソースカウンセリングオフィスでは、危険な状態を見逃さず、適切に危機介入をしていきます。自分でどうしていいかわからない、身動きができない、という状態でも、ぜひご相談ください。また、本人に自覚が無い場合でも、トゥルーリソースカウンセリングオフィスでは周囲の方へのカウンセリング・セラピーを行っております。家族療法を用い、本人との距離感を適切なものにすることで、回復へ導くことができます。
本人がカウンセリング・セラピーを受けなくても、周囲の方の対応を変えることで回復します。
決してあきらめず、ぜひ、ご相談ください。
家族、パートナー、友人など
周りの方のためのカウンセリング
また、境界性人格障害(または境界性人格障害傾向)の方への対応、
家族、パートナー、恋人、友人知人の方のためのカウンセリングを行っております。