家族、恋人、パートナー、友人など周りの方のためのカウンセリング
症状の回復には、家族の協力が不可欠です。
ご本人が治療にかからなくても、家族や周りの方の対応が変わることで快方に向かいます。
本人に何らかの症状がある場合、家族、恋人、パートナー、友人、同僚、上司、部下などの周りの方が「どのように対応して良いかわからない」と困っておられることが多くあります。
さらに、「本人の問題なのでどうしたら良いかわからない」といった声も多く聞かれます。
本人が自覚して治療にかかるのが望ましいのですが、それがかなわないことが多いのも現実です。
たとえば、本人に自覚が無く、さまざまな場面(家、デート中、会社など)で暴れる、暴言を吐く、自傷行為をする、大泣きする、執拗に電話やメールをする、過剰に嫉妬する、などの行動を取ることがあります。
そんな時、周囲の人々は、その場を治めるために本人の言いなりになったり、なだめたりします。
しかし、そのような対応がかえって本人が荒れる原因となるのです。実はそのような対応は、本人が自覚できない罪悪感を与えてしまっています。
本人は自覚できないまま罪悪感を溜め込んでいき、どんどん荒れていきます。
そこで、周囲の方が適切な距離を保ち、適切な対応を取ることが必要となります。
境界性人格障害(または境界性人格障害傾向)や依存症は、本人や周りが悪いわけではありません。
原因は、距離の保ち方なのです。
本人が持つトラウマと、コミュニケーションの距離とが密接に関係しているため、距離が近すぎると荒れてしまいます。
しかし、トラウマに触れることのない適切な距離をもって接すれば、荒れることもなくなり、さらにトラウマも治っていきます。
また、本人は一種のパニック状態にあります。
ですから、客観的に冷静な判断のできる周囲の方がカウンセリング・セラピーを受ける方が、本人の治りも早くなります。
カウンセリング・セラピーを受ける気が無い人に無理矢理受けさせても、効果は期待できません。
周囲の方が困っているなら、その困っている人がカウンセリング・セラピーを受けた方が、結果が出やすいのです。
トゥルーリソースカウンセリングオフィスでは、本人だけでなく、周囲の方へのカウンセリング・セラピーを専門的に扱っており、多くの回復の症例を学会でも発表しております。
今の状況は必ず変えられます。
対応を変えるだけで、今までのことが嘘だったかのように本人は荒れなくなります。
ぜひ、ご相談ください。