パートナー・恋人への対応
パートナーや恋人が依存症の場合、まずは本人に対する見方を変えてください。
意思が弱いせいだ、心が弱いからやめられないんだ、という偏見を持たないで下さい。
依存症は病気です。
依存物質が本人の意思を奪っているのです。
すべて病気のせいであり、本人のせいではありません。
そして、適切な距離感を持つようにして下さい。
距離感が近いと依存症の方の相手の面倒を見たくなります。
面倒を見るのではなく、理解して受け止めてください。
「受け止める」とは「本人の願いを叶える」ということではありません。
願いを叶えてしまうと、それが本人にとっての罪悪感となり、依存症が悪化してしまいます。
依存症の方は常に寂しさでいっぱいです。
パートナーや恋人に助けや答えを求めます。
面倒を見てもらいたいという欲求があり、人に頼りたくて仕方ありません。
子どもの頃満足に得られなかった親からの愛情を、パートナーや恋人から得ようとします。
親から愛情を得られなかった子どもは、見捨てられ不安を抱えるようになり、大人になるとパートナーや恋人に面倒を見てもらおうとするのです。
大事なパートナーや恋人を失わないようにするためには、早い段階で状況に気づき、治療を始めることが重要です。
カウンセリング治療を行っていく中で、対応がどのようなものかを確認しながら、原因を探っていきます。
本人が見捨てられたという感情を持たないようにするためにも、周囲の理解、協力、積極的な手助けが必要です。
トゥルーリソースカウンセリングオフィスでは、パートナーや恋人とのコミュニケーションを変えることでたくさんの方が回復されています。
また、ご本人がカウンセリング・セラピーを受けない場合でも、周囲がカウンセリング・セラピーを受け、対応を変えることで回復へ向かいます。
ご安心してご相談ください。
依存症の方への対応、家族、パートナー、恋人、友人知人のためのカウンセリング・セラピーを行っております。
専門医療との連携も行っておりますので安心してご相談ください。