友人への対応
友人の中に依存症の人がいる場合、意思が弱いせいだ、心が弱いからやめられないんだ、と思ってしまいがちですが、そうではありません。依存症は病気です。依存物質が本人の意思を奪っているのです。すべて病気のせいであり、本人のせいではありません。
また、適切な距離感を持つようにして下さい。距離感が近いと依存症の方の面倒を見たくなります。ご友人の方は面倒を見るのではなく、理解して受け止めてください。「受け止める」とは「本人の願いを叶える」ということではありません。願いを叶えてしまうと、それが本人にとっての罪悪感となり、依存症が悪化してしまいます。
そして、あなた自身が不快に感じるとき、我慢しないでください。自分を犠牲にして付き合ってしまうと、それがまた本人の罪悪感へと繋がります。大切なのは、適切な距離を持つこと、本人に関わりすぎないことです。本人がカウンセリング・セラピーを受けない場合でも、周囲の方がカウンセリング・セラピーを受けて対応を変えることで回復します。安心してご相談ください。
トゥルーリソースカウンセリングオフィスでは依存症の方への対応、家族、パートナー、恋人、友人知人の方のためのカウンセリング・セラピーを行っております。
専門医療との連携も行っておりますので安心してご相談ください。