うつ病、抑うつ状態などの気持ち(無気力)
うつ病とうつ状態とは違うものです。
うつ病とは、精神疾患の一つです。症状として、不眠、食欲低下、体重低下、抑うつ気分、不安、焦燥感などがあり、ひどくなると希死念慮(自殺願望、自殺企図など)を伴います。遺伝的要素も強いといわれており、治療には脳内ホルモンを整える薬物の使用や、本来の考え方に戻すためのカウンセリング・セラピーが効果的です。
うつ状態とは、何らかのストレス(親しい人の死、失恋、失業、失敗など)によって気分が沈んでしまうことです。症状は無気力、不眠、食欲低下、体重低下、不安、焦燥感、イライラ感などがあり、ひどくなると希死念慮(自殺願望、自殺企図など)を伴うようになります。うつ病と症状がよく似ていますが、うつ状態は精神疾患ではありません。また、適応障害、パニック障害、急性ストレス障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、社会不安障害(SAD)、などの一過性のストレス障害において見られることもあります。さらに、依存症や人格障害などが隠れていることもあります。さらに、育ってきた環境や機能不全家族のトラウマによるアダルトチルドレン(AC)の問題が隠れていることもあります。うつ状態は心理的な問題から起こっているため、薬物での治療はあまり効果が期待できません。根本から治療するためにカウンセリング・セラピーを行う必要があります。
ストレス性の身体症状として、自律神経失調症になることがあります。めまい、動悸、緊張、震え、耳鳴り、吐き気、肩こり、腹痛、頭痛、微熱、生理不順などの症状は、身体的な疾患ではないことがあるのです。原因は、ストレスや精神的な問題であると考えられています。
うつ状態も自律神経失調症も、同じようにストレスが原因となっています。現在の状況、過去のいじめのトラウマ、生活習慣、考え方の癖、など様々なことがストレスとなって、本来の自分を見失ってしまいます。ストレスを取り除くためには、カウンセリング・セラピーが非常に有効です。本来の自分を取り戻し、楽な状態でいられるようになります。
トゥルーリソースカウンセリングオフィスは、うつ病、うつ状態、抑うつ感、無気力、自律神経失調症の治療を得意としています。
症状には必ず理由があります。カウンセリングを進める中で、その症状が自分を助けるための唯一の手段だったことに気がつくはずです。自分や症状について理解することで、自分を助けるための別の手段が必ず見つかります。
もし親しい方にうつ病、うつ状態、抑うつ感、無気力、自律神経失調症がある場合、周囲の方が対応を変えることで症状が回復します。ぜひ、ご相談ください。
本人はもちろん、家族、パートナーの方の相談もお受けいたします。
専門医療との連携も行っておりますので安心してご相談ください。