過剰な見捨てられ不安
見捨てられ不安は誰でも持っているものです。しかし、その度合いが強いと日常生活に支障をきたすことになります。さらに、自分の見捨てられ不安を自覚できる人とできない人がいます。
見捨てられ不安は元々、母親との分離不安から生まれるといわれています。家族の関係に緊張があったり、関係性が良くなかったり、機能不全家庭だったりすると、不安が強くなり、分離がうまくいかず、大人になってからも影響し続けます。
リスト1
- 恋人や友人からのメールの返信や電話や連絡がないと、見捨てられた・嫌われた、または自分が何かしてしまったと感じる。
- 裏切られたと感じる。
- とにかく相手の役にたとうと思う。
- いつも相手が何を求めているかを考える。
- いつも自分よりも人が優先。
- 誰にでも好かれていなければ不安。
リスト2
- 自分から人が離れていくと、生きていけないような気分になる。
- 人が思い通りにならないと不安を通り越して怒りになってしまう。
- 暴言、暴力を振るう、または振るわれる。
- 恋人やパートナー、配偶者の浮気をいつも疑う。
- 恋人が去っていくと思うと、自殺をほのめかしたり脅したりしてまで、去っていくのを止めようとする。
- 電話やメールを立て続けにする、つきまとう、ストーカーをしてしまう。
など、これらにひとつでもあてはまるなら、見捨てられ不安を引き起こす心の大きな傷があります。
アダルトチルドレンかもしれません。これは家族関係の中のトラウマで引き起こされます。
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リスト2に当てはまる方は境界性人格障害傾向かもしれません。
この症状は幼少期のトラウマがかなり重い可能性があります。
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家族、パートナー、友人など周りの方のためのカウンセリング
また、親しい方に問題がある場合、周りの方の対応の仕方を変えることにより、本人の問題から回復することができます。本人はもちろん、家族、パートナーの方の相談もお受けいたします。
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