こんにちは!ブログはだいぶご無沙汰しちゃいました。
私、話すの得意なんですが、文章が本当に苦手なんです。
でも、今日は共感と同感について書きます。
まず、基本的に人と人には距離感があります。なぜなら、人はみんな違うからです。
考える枠組みも細胞も何もかも違う。クローンだったとしても育つ環境が変れば、感じ方、考え方が変わります。
親子でDNAが同じだったとしても、DNAが同じだけで人格も性格も違います。
ということは、人と人が全く同じ感じ方になることがありえないことなのです。
「なんでわかんないのよ!」と思うときは、このことを知らないか忘れてしまっているとき。
自分の感覚が人にわかるわけがないのです。
だから同感するのはとても難しい、というか不可能なこと。
すごく浅い同感ならできることはありますが、深いレベルの同感になるとかなり無理があります。
たとえば、「これかわいいよね」に浅く同感して、「うんかわいいね」ということはできますが、その理由はさまざまです。
ひとりは「形がかわいい」と思い、ひとりは「色がかわいい」と思ったら、かわいいは一緒ですが理由が違うのです。
そしてむやみやたらに同感されると、人は「本当にわかるの?」と不快な気持ちになることもあります。
一方、共感は相手を理解することです。感じ方が違うというのが前提にあって、「私は形がかわいいと思うけど、あなたは色がかわいいと思うのね」というように、自分と他人の違いを理解するということ。
お互いが尊重されることになります。
同感はできないけど、共感は誰にでもできます。違っていて当たり前で、どちらが間違えていて、どちらが正しいわけでもなく、ただ違う考え方や感じ方があるというのを理解しあうのです。
これをするだけでトラブルはとっても減ります。
コツは、「〇〇だよね?」「〇〇じゃない?」「〇〇でしょ?」「そうだよね」という言い方をせず、主語を自分にして、
「私は〇〇だと思う。あなたはどう思いますか?」
「私は〇〇だと思うけど、あなたは△△だと思ったのですね」
また、相手の言ってることを共感(理解)したことを伝えて、
「そうなんだ、あなたは△△だと思ったのですね」
この会話の仕方で、他者と安全な距離をとることができます。